写真家に求められる能力と向いている人を川上氏に聞く

写真家になりたいと考えているのであれば、この仕事に求められる能力やどのような人が向いているのか知っておくことが大切だと言えます。

リーダーシップ

まず、リーダーシップが必要不可欠な能力の1つだと写真家の川上智幸氏は言います。
撮影するときにはカメラを持つ人が指揮をとることになるケースが多く、周囲のスタッフや被写体であるモデルに指示を出す必要があります。
受け身であったり人任せであったりすると必要な指示を出すことができないので、リーダーシップを身につけておくことが大事です。

参考/川上智幸の写真日記

集中力と根気強さ

次に集中力と根気強さも必要不可欠だと言えます。
撮影したい風景を思い描くことができても、気を抜いている時間があれば撮影チャンスを逃してしまう可能性が高いです。
仕事中は常にシャッターチャンスを逃さないように集中できる、長い撮影になったとしても投げ出したり力を抜いたりすることがない人であれば、写真家として活躍しやすいと言えます。

体力

意外だと思うかもしれませんが、実は体力も必要です。
趣味で撮影を行うときには小さなカメラでも良いかもしれませんが、本格的な撮影になればなるほど、重い機材を使用して写真を撮ることになります。
カメラマン自身が持ち運ぶことがほとんどですし、ロケーション撮影を行う場合は真夏の炎天下や真冬の雪の中でも仕事を行う可能性があるでしょう。
体力がなければ重い機材を運んだり、過酷な環境でもベストな力を発揮することができません。

しっかり努力することができる人

必要とされる能力を踏まえると、写真家に向いている人はしっかり努力することができる人だと言えます。
これら全ての能力をもともと持っている人は少ないと言えますが、訓練や努力によって身につけることができるものです。
初めから必要とされるスキルや力を持っていなかったとしても、写真家になるために必要なことを理解して努力することができる人であれば、プロとして活躍することも夢ではありません。
良い写真を撮るためにはセンスが必要だと言われることもありますが、カメラの扱い方や撮影技法を学ぶことでセンスを磨くことができます。
けれども、途中で学習やスキルの習得を諦めてしまうような人であれば、この仕事で活躍できるほどの力を身につけることができないです。

まとめ

写真家になりたいと考えているのであれば、求められる力や向いている人の特徴を理解しておくことが大切だと言えます。
それらを踏まえた上で、夢を実現するために努力を積み重ねていくことができるようにしておくと良いでしょう。

最終更新日 2025年7月8日 by donkor

Proudly powered by WordPress | Theme: Wanderz Blog by Crimson Themes.